キウイフルーツの作業

  1年間の作業を簡単に説明します。



5月  雄花採取
雄花のつぼみを摘み取り、花粉を採取します。
花が咲く前のつぼみを摘み取ります。
このつぼみから花粉を採取します。

摘蕾

雌花の余分なつぼみを落とします。

  雌花のつぼみの横に、余分なつぼみが付きます。その余分なつぼみを摘み取り、本命のつぼみを残します。
6月  
受粉

採取した花粉を雌花に受粉させます。

  花粉を薬剤に溶かし、それを雌花に付着させることで、受粉させます。
薬剤は赤い色がついているので、受粉させた花、まだ受粉させてない花がわかるようになっています。

栄養剤散布

栄養剤を着け、果実の成長を促進させます。

   

摘果

余分な実を適宜落とします。


  
実が膨らみ始めた
ベビーキウイちゃんです。

形の悪いものや、多すぎる実を落としていきます。
(ちょっと罪悪感…でも、大きく美味しいキウイ作りには欠かせない作業です。)
11月 収穫
一つ一つ、傷がつかないように丁寧に収穫します。

果実はまだ未熟なままで出荷されます。
このままではまだ食べられません。

購入後は、追熟して食べてください。

食べられる目安は、キウイを縦に持って、上下に指で押さえてみて、弾力を感じたら。と言われています。

繊細な果実なので、優しくそぉっと確認してみてくださいね。
2月
剪定

余分な枝を落とし、新たな枝を誘引します。

次の収穫のための大事な作業です。


おまけ


軟化してしまった果実は、出荷できないので
収穫時に食べちゃったりします。